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[インフェルノイドノススメ]上級、最上級インフェルノイドモンスターを考察




気になる事
  • インフェルノイドのモンスターの使い方などを知りたい

どうも不自由なYPです。

この記事はインフェルノイドノススメということでドーハスーラ軸アンデットの解体新書同様、書く目的として”インフェルノイドを組みたい人を増やすため”に筆を走らせています。

では見ていきましょう。

今回はインフェルノイドにおける上級、最上級ノイドモンスターについて解説していきたいと思います。
前回は下級インフェルノイドです、こちらからどうぞ。
上級インフェルノイドの共通効果は以下二点

  1. フィールドの効果モンスターのレベル合計が8以下の時、墓地・手札からインフェルノイドモンスターを2体除外することで手札、墓地から特殊召喚するルール効果
  2. フリーチェーンで自分フィールドのモンスターをリリースすることで相手の墓地のカードを除外できる誘発即時効果
最上級インフェルノイドの共通効果は以下二点

  1. フィールドの効果モンスターのレベル合計が8以下の時、墓地・手札からインフェルノイドモンスターを3体除外することで手札、墓地から特殊召喚するルール効果
  2. フリーチェーンで自分フィールドのモンスターをリリースすることでモンスター効果or魔法、罠の効果を発動を無効に除外する誘発即時効果

そして上級はバトルフェイズ中に条件を整えることで誘発する固有の効果を有しており、最上級はモンスターもしくは魔法罠に反応する制圧効果を有しています。

上級


墓地、手札からインフェルノイドモンスターを2体を除外することで特殊召喚できる上級ノイド。
固有効果はみなバトルフェイズ内で発動するので下級よりも即効性は劣るもののボードアドバンテージを大きく覆すものもいるのでベルフェゴル、ヴァエルあたりは確実に積んでおきたいところ。

ハンデス、インフェルノイド・アシュメダイ



特殊召喚・効果モンスター
星5/炎属性/悪魔族/攻2200/守   0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター2体を
除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):このカードが相手モンスターへの攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ送る。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

採用されているデッキ見たことが無くこれが入ってるのは中々コアだと言えそうです。

可能性を秘めているカードでもあり、場のレベル調整に1枚採用しておいてもいいかも知れませんが、アシュメダイをコスト払って出すより余った狂宴でルキフグスと出してみたりする使い方が適していそうです。

ちなみに僕は持ってすらいません。

EX削り、インフェルノイド・ベルフェゴル



特殊召喚・効果モンスター
星6/炎属性/悪魔族/攻2400/守   0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター2体を
除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃宣言時に発動できる。
相手はエクストラデッキからモンスター1体を選んで除外する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

レベル6ということで狂宴からデカトロン2体と一緒に出てくる強いやつ。

固有効果は攻撃宣言時なので緩く、相手のEXデッキを相手が選んで除外するのであまり強力とはいえません。

とはいえ相手の墓地にフリーチェーンで干渉でき、墓地起動から動くテーマだと封殺できる上級ノイドで出しやすいモンスターです。

僕は2枚採用し手札にきてもコストで使えるので結構重宝しています。

最強の除去、インフェルノイド・ヴァエル



特殊召喚・効果モンスター
星7/炎属性/悪魔族/攻2600/守   0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター2体を
除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):このカードが相手モンスターを攻撃したバトルフェイズ終了時に発動できる。
フィールドのカード1枚を選んで除外する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

ヴァエルはインフェルノイドにおいて最強の槍だと思っていて、狂宴からデカトロン1体を引き連れて出せますし、手札、墓地からコストを使ってでも出しておいて損は無いモンスターだと言えます。

相手と戦闘さえ行えばそのバトルフェイズ終了時にフィールドのカードを選んで除外できる最強の除去効果を使えます。

効果を受けない耐性以外なら除去できる効果であり、”フィールドのカード”と範囲がとても広いため相手のギミックを潰したり、伏せに触れにいったりと好き勝手できるのが強力。
例えば最近話題のリリクラドラグーンもバックとドラグーンの無効さえ処理できていれば通常召喚のデカトロンにヴァエルをコピーし守備表示のリリーサー素材のクラウソラスを殴ってバトルフェイズまで持ち込めば除外できます、これは他の特殊召喚封じにも使えますが相手が守備表示である必要があるため(現在はライトニング・ストームという強力な除去がありますのでそれを警戒して守備表示というのが多いですが)相手依存にはなりますが、特殊召喚封じの置物を除去する際は活用してみましょう。

また、レベル7ということでデカトロンでコピーしてもまだ1体ならインフェルノイドを呼び込めるのでリリスあたりで相手のモンスター効果をケアしつつ盤面を崩せるのは魅力です。

ワンキル火力、インフェルノイド・アドラメレク



特殊召喚・効果モンスター
星8/炎属性/悪魔族/攻2800/守   0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター2体を
除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

さて、こちらも引導火力まで持ち込める強力なモンスター。
相手を殴って墓地へ送ればもう一度殴れる2800は驚異的。

ただしモンスターを墓地へ送る必要があるのでトークンやPモンスターなどでは反応しないので注意が必要です。

みんなアドラメ「ル」クじゃないよ、アドラメ「レ」クだよ

最上級


最上級だけあってコストも墓地、手札から3体ものインフェルノイドモンスターを除外せねばならず、インフェルノイドモンスター特有の制約「フィールドの効果モンスターのレベル、ランクが8以下の時に特殊召喚できる」を無視し1体存在するだけで他のモンスターを出せなくなるので出し方には注意が必要。

大嵐、インフェルノイド・リリス



特殊召喚・効果モンスター
星9/炎属性/悪魔族/攻2900/守2900
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター3体を
除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
「煉獄」カード以外のフィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
(2):1ターンに1度、このカード以外のモンスターの効果が発動した時、
自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
その発動を無効にし除外する。

特殊召喚成功時にはフィールドの魔法罠カード全てを破壊する誘発効果。
フィールドのモンスターをリリースすることでモンスター効果の発動を無効にし除外する効果。

もはや語る言葉はありません、強いカードです。
インフェルノイド・デカトロンでコピーし②の効果だけでも得ておけばモンスター効果に反応できるカウンターモンスターへと化けます。
とはいえ、レベルが高いので後続のインフェルノイドを並べることができないのはデメリットだと言え、後述のネヘモスと並ぶ盤面なんか狙わないと到底無理です。

インフェルノイドでは珍しい攻守が同じなので攻撃することがない場面なら守備表示で出しておくことをお勧めします。アストラムに殴られたらおしまいですし、ライトニングストーム投げられたら一たまりもありませんからね。

ブラックホール、インフェルノイド・ネヘモス



特殊召喚・効果モンスター
星10/炎属性/悪魔族/攻3000/守3000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター3体を
除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカード以外のフィールドのモンスターを全て破壊する。
(2):1ターンに1度、魔法・罠カードの効果が発動した時、
自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
その発動を無効にし除外する。

リリスのモンスターヴァージョン。
しかしリリスと違って非常に扱いずらいモンスターでもあります。
1の効果は任意ではあるのですが、相手に引導を渡すのにネヘモスを特殊召喚してしまうと他のインフェルノイドを追撃に用意できないし、逆に追撃用にインフェルノイドモンスターを並べても自身以外をすべて破壊するので同族であろうとぶっぱなされます。
これリリスと同じように「インフェルノイドモンスター以外」って書いてくれてると全然違うんですけどねえ。カード刷るって難しいんでしょうね。

出すことに意味がある、インフェルノイド・ティエラ



融合・効果モンスター
星11/炎属性/悪魔族/攻3400/守3600
「インフェルノイド・ネヘモス」+「インフェルノイド・リリス」+「インフェルノイド」モンスター1体以上
(1):このカードが融合召喚に成功した時に発動できる。
その融合素材としたモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
●3種類以上:お互いはそれぞれ自分のエクストラデッキからカードを3枚選んで墓地へ送る。
●5種類以上:お互いのデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
●8種類以上:お互いはそれぞれ除外されている自分のカードを3枚まで選んで墓地へ戻す。
●10種類以上:お互いの手札のカードを全て墓地へ送る。

わざわざ手札フィールドにネヘモス、リリスとインフェルノイドを並べる必要はなく、インフェルノイド専用融合「煉獄の虚夢」の効果を使えば相手の場にEXデッキから出たモンスターが存在することが条件ですがデッキ融合が可能に。

煉獄の虚夢


永続魔法
(1):自分フィールドの元々のレベルが2以上の「インフェルノイド」モンスターは、
レベルが1になり、相手に与える戦闘ダメージは半分になる。
(2):表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分の手札・フィールドから、
「インフェルノイド」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドにのみ存在する場合、
自分のデッキのモンスターも6体まで融合素材とする事ができる

デッキからは6枚、あとは手札、フィールドからも墓地へ送れます。
フィールドからだと少々アド損ですし手札からも同様下級は手札で温存し上級ならばいいかもしれません。

とにかくデッキから墓地へ送ることに意味があり、ティエラの固有効果は特に強力とはいえません。

僕がよく利用するのが上級、最上級を4種類で融合させてしまうやりかたですね。
①の効果はEXデッキからモンスターを墓地へ送る効果なのでコストとして使えるのでEXに眠るティエラを送ってみたり、はたまたボードアドバンテージを得る為に旧神ヌトスを落として相手の盤面を荒らしたりしています。

②以上の効果はできれば使いたくないのが本音で、相手のデッキ圧縮、墓地肥やしに一役かってしまうのはちょっと戴けないかなという理由です。

[インフェルノイドノススメ]上級、最上級インフェルノイドモンスターを考察 まとめ



上級に関してはヴァエルとベルフェゴルが優先で、最上級はリリスは2枚入れておいた方がいいかもしれませんね。
他は好みかなと思います、特にアシュメダイあたりはまじで見かけたことありません。

僕の構築だとリリス、ネヘモス、ヴァエル、ベルフェゴルが各2枚ずつ、アドラメルクはピンで用意しています。

インフェルノイドの構築はモンスターの数が多いと手札に固まってコストの重さからゴリゴリ手札から減っていくのでバランスが重要です。
僕のインフェルノイドの構築はこちらに書いています。

また近いうちに煉獄魔法罠をまとめおきますのでそちらもどうぞ!

みなさんの参考になれば幸いです。