禿鷹の巣

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[遊戯王分布]2020.6/29-9/27大会優勝1617テーマ[環境グラフ]




どうも不自由なYPです。

今回は2020.6/29-9/27の間(2020.7リミットレギュレーション対応)に公認、非公認問わず優勝したデッキレシピが分かるものをサンプル集計したデータです。

先月のまとめはこちら

6/29-9/27の大会優勝テ1617テーマ



召喚ドラグマ 122
オルフェゴール 103
エルドリッチ 80
閃刀姫 68
サンダードラゴン 67
十二獣 64
転生炎獣 54
セフィラ 53
オルターガイスト 44
ドラグマシャドール 40
SPYRAL 38
ドラゴンメイド 37
アダマシア 35
ドラグマエルドリッチ 34
サイバードラゴン 34
プランキッズ 33
電脳堺 31
叢雲ダイーザ 30
インフェルノイド 30
機界騎士 29
幻影騎士団 27
ヌメロンエルドリッチ 26
ヌメロンサブテラー 25
ヌメロン 23
コードトーカー 22
HERO 19
魔術師 17
破械 17
焔聖騎士 15
エンディミオン 15
鉄獣戦線十二獣 14
十二獣ドラグマ 13
マドルチェ 13
列車 12
ドラグマ 12
メタビート 11
竜儀巧 10
彼岸 10
召喚エルドリッチ 10
ヴァレット 10
青眼 9
未界域 8
召喚獣 8
DDD 7
召喚ドラグマシャドール 7
蟲惑魔ドラグマ 6
真竜 6
ドラグニティ 6
サブテラー 6
幻影彼岸 5
海皇水精鱗 5
壊獣カグヤ 5
ジェネレイド 5
RR 4
魔弾 4
鉄獣戦線メルフィー 4
ファーニマル 4
ヌメロンジェネレイド 4
ヌメロンインフェルノイド 4
憑依ドラグマ 4
シャドール 4
BF 3
霊使い 3
戦華 3
幻影オルフェゴール 3
月光 3
音響セフィラ 3
ドラグマ十二獣 3
ドラグマサブテラー 3
ドラグマヴァレット 3
ガジェット 3
60エルドリッチ 3
蟲惑魔 2
妖仙獣 2
魔妖エルドリッチ 2
転生ドラグマ 2
鉄獣戦線LL 2
鉄獣戦線戦華 2
戦華エルドリッチ 2
召喚列車シャドール 2
召喚機界騎士 2
幻魔エルドリッチ 2
幻影RR 2
恐竜真竜皇 2
機界騎士十二獣 2
壊獣未界域 2
影霊衣ドラグマ 2
暗黒界未界域 2
メガリス 2
マシンナーズ 2
ネメシス 2
トリックスター 2
ドライトロン 2
ドーハエルドリッチ 3
おじゃま 2
SR 1
SPYRALクロノダイバー 1
蟲惑魔機界騎士 1
憑依装着 1
六武衆ホルアクティ 1
六花精 1
列車エルドリッチ 1
未界域機界騎士 1
未界域ライトロード 1
魔弾ドラグマ 1
魔弾エルドリッチ 1
魔界劇団 1
方界 1
墓守 1
転生コードトーカー 1
鉄獣戦線十二獣ドラグマ 1
鉄獣戦線シムルグ 1
1
堕天使 1
素早い 1
真竜ヌメロン 1
真竜ドラグマ 1
真竜エルドリッチ 1
召喚真竜 1
召喚ドラグマエルドリッチ 1
召喚ジェネレイド 1
召喚サンダードラゴン 1
十二獣機界騎士 1
呪眼 1
芝刈りアンデット 1
幻煌 1
幻影未界域 1
剣闘獣 1
恐竜竜星 1
恐竜 1
機界騎士ドラグマ 1
機界騎士オルフェゴール 1
壊獣 1
化石アダマシア 1
ワルキューレ 1
ワイト 1
リチュア 1
リゾネーター 1
メルフィー 1
マリンセス 1
ブラックマジシャン 1
フォーチュンエルドリッチ 1
バスター 1
バーン 1
ハーピィ 1
ヌメロン真竜 1
ヌメロン壊獣カグヤ 1
ヌメロンドラグマエルドリッチ 1
ヌメロンダイーザ 1
ヌメロンゴーストリック 1
ドラグマメガリス 1
ドラグママギストス 1
ドラグマダイナミスト 1
ドラグマサンダードラゴン 1
ドーハアンデ 1
ジャンクドッペル 1
シャーク 1
クロノダイバー 1
グッドスタッフ 1
カオスシャドール 1
エルドリッチプランキッズ 1
エルドリッチフォーチュンレディ 1
ヴァレットドラゴンメイド 1
ヴァレットサンダードラゴン 1
アンティークギア 1

1位は11期筆頭召喚ドラグマ、2位は10期筆頭オルフェゴール

今回7月制限改定3ヶ月分をまとめ前期を振り返ってみようと筆を走らせています。

やはり、といえば良いのか召喚ドラグマの存在感が強いですね。
また、10期の代表とも言えるオルフェゴールが2位にいます。

もうポテンシャルが違いましたもんね。
強かった。ひたすらに強かった。

一位~五位までを見ていきたいと思います。

召喚ドラグマ



召喚ドラグマってなんぞや?という方に簡単にテーマと強さの説明。

"召喚獣"と"ドラグマ"から成り立つテーマなので先に"召喚獣"の展開例から。

召喚獣は比較的安定した初動を有しておりフィールド魔法の暴走魔法陣と召喚師アレイスターの6枚
更にテラ·フォーミングや場合によっては盆回しなどでサーチのかさ増しが可能で都合7枚~8枚の初動札となっている安定しているテーマです。

初動を引けたらアレイスター通常召喚から入ります。召喚魔術をサーチ、アレイスター→アルミラージ→セキュアガードナーへリンクし光属性を盤面に供給し、いざ融合。

対応した手札を墓地へ送ることで発動無効除外が出来る召喚獣メルカバーを立てることがマスト。

これによって妨害の質、盤面の固さを上げることが出来ます。

更に召喚獣ギミックは根本的に無限リソースです。

召喚獣融合モンスターを出してから召喚魔術によって除外ゾーンのアレイスターを回収することが可能で次のターンの返しにこのギミックを再度利用することが可能。

"召喚獣"はこんな感じです。
ワンキルまで打点を上げられるプルガトリオだったりモンスターを特殊召喚すると破壊してくるアウゴエイデスなども厄介です。

お次は"ドラグマ"

ライズオブデュエリストから登場したKONAMI肝入りの新規テーマ"ドラグマ"。

10期の星杯枠でイラストには美少女と闇を抱える少年とが描かれ壮大なストーリーの幕開けが感じられますね。

"ドラグマ"の基本的な動きについてです。

EXデッキからモンスターを墓地に送ること(天底の使徒やパニッシュメント)、または墓地から除外したり(マキシムスやテトラドラグマ)、無効化したり(フルルドリス)など、対EXデッキモンスターを場に出すことなく利用するイメージ。

前述した召喚獣ギミックでメルカバーが場にいる状態からスタートします。

天底の使徒でEXからバスタードを落とすことでエンド時にサーチが出来る状態で、エクレシアをサーチ、場にEXから出ているメルカバーが存在するのでエクレシアを特殊召喚、エクレシアの効果を発動しデッキからパニッシュメントをサーチ、パニッシュメントを伏せてエンドフェイズにバスタードからフルルドリスを手札に加えます。

上記したもので
  1. メルカバーによる(手札よるが)発動無効
  2. フルルドリスによる盤面のモンスターの無効
  3. パニッシュメントによるモンスター破壊
  4. ヌトスでの盤面破壊
と都合4回の妨害を構えることができます。

この2つのテーマを合わせたものが召喚ドラグマです。
あとシャドールギミックもありますが前期までは流行でしたが今はあまり見かけません。
むっちゃ強いけど事故率上がるから抜いたみたいですね。

召喚ドラグマの強みは以下の通り

  1. 召喚獣とドラグマ噛み合いは実は絶妙ながら単一でのテーマの戦闘力が高く、どちらかに偏った手札でも相方を引くまでの時間稼ぎができる。
  2. ギミックによって息切れがしにくく、リソース差を1枚で解決できる札が多い
  3. 混ぜ物ながら余り枠あり手札誘発や罠を採用できる余裕がある
  4. パニッシュメントによるモンスター破壊とヌトスによるバック破壊が本当に強い

この説明だけでもわかりやすい強さを有していることが伝わったかなと思われますが、さすが前評判が良かっただけのことはあります。

環境首位に躍り出られたのは天底の使徒というパワーカードが3枚使えたからってのもあるしパニッシュメントが本当に強いです。追撃のヌトスでバック触れるので下手にモンスターを出すのが痛手になります。

前期の活躍で見事に天底の使徒が準制限になりましたが勢いは止まりそうにないです。

少し話は変わりますが、出たばかりで速攻優勝報告があるほどにはドラグマのポテンシャルは高く、友人の禿鷹は純度の高いドラグマで公認優勝とかしてしました。
良かったら参考にしてみてください。


召喚ドラグマの動きはこちらを参考にしてみてください。

オルフェゴール



オルフェゴールは10期を代表する展開系テーマとして長い期間環境首位を独走したテーマです。

毎度の如くリミットレギュレーション発表付近になるとソワソワするテーマでもあり、そのソワソワはいつも当たりで何かしらが規制を受けていました(終末の騎士そろそろかえしてええんちゃうの。。)

さて、オルフェゴールってどんなテーマかと言いますと前述のように展開系です、かなり特殊な。
墓地を肥やしながら動き盤面を整えるタイプで除外をもリソースとしても使えるのが特徴。

簡単に展開例を書き出すと
  1. ギルス召喚、効果でデッキからディヴェルを墓地送り
  2. ギルス効果でお互いのフィールドにトークン生成、トークンをリンクリボーに変える
  3. 墓地のディヴェルを除外しデッキからトロイメアを特殊召喚
  4. トロイメアとリンクリボーでガラテアリンク召喚
  5. 墓地のトロイメアを除外し、デッキから星異物ー星杖ーを墓地へ送る
  6. 星異物ー星杖ーを除外し除外されているディヴェルを特殊召喚
  7. ガラテア効果で星異物ー星杖ーをデッキに戻しつつバベルセット発動まで
  8. ガラテアに重ねてディンギルスをエクシーズ召喚、効果でトロイメアを素材にする
  9. ディンギルスとディヴェルでマスカレーナをリンク召喚

これにより墓地に相手ターンで動けるディヴェルとトロイメア、蘇生待ちのディンギルスorガラテア
盤面にはメインに動けるマスカレーナとギルス(すぐにトロイメアユニコーンになれる1妨害)
です。ギルス1枚でね。

オルフェゴールの強みは以下の通り
  1. 相手ターンに墓地のオルフェゴール効果モンスターとフィールドのオルフェゴールリンクモンスターの効果がフリーチェーンに化けるオルフェゴールのフィールド魔法、バベル
  2. 特殊召喚成功時に対象にとらない墓地送りとフィールドのカードをあらゆる破壊から守れるインチキエクシーズ、ディンギルス
  3. 墓地のオルフェゴール効果モンスターは自身を除外して効果発動するのに対して除外されているオルフェゴールをデッキに戻しつつ効果を使えるオルフェゴールリンクモンスター、主にはガラテア
  4. テーマ専用おろかな埋葬とトークン生成効果を持つギルス

大まかに4つほど挙げてみましたが他にもたくさんの強いテーマカードや相性の良いテーマ外カードがあります。

まあ、とにかくバベルの存在が大きいですよね、相手ターンにもアドを稼ぐのはちょっと異質な強さを持っていて回りだしたら真面目にどう頑張っても差を埋められなくなる程には強力で第2位も頷けます。

圧倒的な展開力と妨害、そして守りについても評価が高く、あらゆる面で優遇されていたテーマだと思います。
ギルスが登場なんかは贔屓されてる象徴みたいなもんでしたね。
そりゃ環境トップクラスになるわ。

とはいえ10月からは最強の一枚初動ギルスが制限となり、かなり厳しい状態になっている模様。

使用者も減っている印象を受けます、11期も頑張れるか期待したいところです。

エルドリッチ



テーマの強さの説明

エルドリッチもギリギリ10期のテーマです。
エルドリッチモンスターはメインに入るものが一種しか存在せずあとは魔法罠、主に罠で動きます。
エルドリッチは展開例足る展開がありませんので割愛

エルドリッチの大きな強みは以下の通り

  1. スキルドレインを筆頭にメタ罠による封殺が非常に強力
  2. 黄金郷とエルドリクシルによってリソースが交互に用意できて息切れしにくい
  3. 効果破壊されないエルドリッチが中々固く突破に手札を複数使わせることができる。
  4. 罠モンスターが意外と強い
何を言ってもスキルドレインが強いですね、環境を中速に変えた一つの要素と言っても良いレベルで強いです。

環境入りする理由はシンプルに盤面のモンスター依存のテーマが多かったのが大きな要因で、貼られたら詰むってテーマには一方的な試合展開ができてイージーウィンが可能。

間違いなく今後も活躍するでしょうね。

閃刀姫



これも10期を代表するテーマです。

アドバンテージという言葉がオルターガイストと並んで似合うテーマでもありますね。

イラストもさることながらターン1の無いテーマ魔法によって毎ターンアドバンテージを得ていく動きが非常に強力。

閃刀姫の強みは以下の通り

  1. ターン1が無い通常魔法と墓地の魔法が3枚以上あるときに追加効果ぎ異常
  2. レイが墓地に居るだけでゲームエンドを遅らせることができる
  3. ハリファイバー→ヴェーラー→セレーネ→アクセスコードトーカーでワンキルまでの火力が出る
簡単に書き出しましたが、練度が重要なので使用の難易度は高め。

CS優勝レベルになると、もう何を握っても勝てるんじゃないかと思うほどにはプレイが上手な印象があります。
あと可愛い。

サンダードラゴン



サンダードラゴンは昔から存在するカードで融合体に双頭の雷龍という微妙なカードがあっただけの遺物テーマだと思ってたんですけど、来ましたね。しかも環境トップクラスにまで。

さて、サンダードラゴンの強みは以下の通り
  1. サーチ封じの超雷龍で相手テーマ次第では動けないこともある
  2. フリーチェーンで対象にとらない破壊の雷神龍が無限に強い
  3. 二枚初動なので事故はあるものの環境の鈍くなったスピードで少々の事故でもトップ解決できる爆発力がある。
といったところです。
まじで何度も言いますが雷神龍が最強です。
召喚ドラグマのようなサーチを主とする動きのテーマには刺さりすぎて貫通してることなどから環境トップメタとして順当な順位。

今期から登場した混沌領域によって無理なく天球を用意できるため置物の除去などが捗りますし、不利対面のオルフェゴールが少なくなったことから個人的にはトップに君臨するんじゃないか?と思っているテーマでもあります。 

2020年7月制限の環境振り返り

最後の足掻きとか言っちゃうとヘイトが集まりそうですが、オルフェゴールは本当永かった。

終末の騎士制限
トロイメアマーメイドの禁止
ディヴェル制限
ガラテア制限
ここまでリミットレギュレーションで関連したカードがバンバン規制されていったのに環境に名を連ねたオルフェゴールは本当に地力が高いテーマだと思います。
10月からのリミットレギュレーションによって最強札のギルスが制限となった今は厳しいですが、新たな章の幕開けと考え静かに環境を去るのもまた一興なのかなとも。

グラフはそういう意味では象徴的で11期の幕開けと10期の底力を感じるものとなっています。

電脳堺や海造賊なんかは11期の新たな顔ぶれとして面白いと思いますし今後にも期待したいところです。

10月~12月末までどんな環境になるのかみなさんはどう思います?w

最後に


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不自由なYP
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hagetaka@遊戯王/イケメンyp
※サンプル採取に関してデッキレシピを確認できる優勝報告のみを参照としています。
※場所などは完全に度外視で期間内にあらゆる大会で優勝したデッキを調べたものです。
※個人的に調べたものですので抜けている優勝デッキなどもありますのであしからず

みなさんの参考になれば幸いです。